競りは、水曜日と日曜日以外の朝の5時30分から開始されます。しかし、市場に並ぶ魚を見るためには、4時くらいには行く必要があります。もちろん、場内に入るには事前に許可が必要ですし、また、邪魔しないようにしなければなりません。
前回の6月18日と比べ、今回6月28日に感じたのは、マダイは一休みしたこと、男鹿のブリはまだ続いていること(写真1)、男鹿の大型のヒラメが並んでいたこと(写真2)、象潟や男鹿の大型のウスメバルが釣れていたこと(写真3)、県南部の底びき網のホッケが漁獲されていたこと(写真4)そして、新潟県と石川県のハタハタがあったこと(写真5〜8)などでした。
特に、水揚げされていた県外産と呼ばれる新潟県と石川県産のハタハタは比較的大型で太っており、驚きました(大型のものだけを選択して搬入されたものかもしれませんが)。今後、7月と8月の底びき網の禁漁が終わり再び解禁される9月以降、この県外のハタハタの量や大きさなどの漁獲状況に注目されます。秋田県のハタハタの漁獲は、これら県外のものが回遊してくる11月以降となりますので、その前の回遊途上となる県外の漁獲状況を知ることは、非常に重要だと思います。何よりも、市場は面白く、勉強になります。今後とも、市場を見て、漁師や市場の方々と話をしたいと思います。
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