大鳥池のヒメマス調査

201362223日にかけて、秋田水生生物保全協会のメンバーが大鳥池でヒメマス調査を行いました。大鳥池のヒメマスは明治31年から大正3年まで放流した記録があるほか、地元の漁協などにより随時放流が行われてきたようです。それでも、ここ10年(20年との意見もある)は放流していません。すなわち、ここにいるものは放流後に天然繁殖したことが明確なのです。大鳥池の重要性は、ヒメマスを毎年放流している他の湖沼と比べ、には継続した天然繁殖の個体群が存在することにあります。
 大鳥池に生息するヒメマスの実態を把握するため、山形県から3名、当会から3名の、計6名で、大鳥池のヒメマスを確保しに行ったのです。さて、写真に見たとおり、往きに3時間30分、帰りに3時間かかり、なかなか大変でした。しかも、さし網等を用いて捕獲することができないため、釣りのみによる調査となりました。釣れるのだろうかという不安もありましたが、山形チームによる指導のおかげで、目的のヒメマスを釣る事ができました。持ち帰ったヒメマスは、これから分析を行うことになります。また、随時、報告したいと思います。

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