ホトケドジョウの保全(由利本荘市、2012)

 ホトケドジョウが生息する水路の整備を行いました。この水路ではホトケドジョウの繁殖が確認されていますが、水量が安定せず、夏になるとほとんど水が無くなってしまいます。そこで、土留めと堰上を設置し、安定した水量を維持できるようにしました。整備前には、ホトケドジョウは水路の深みに集中していましたが、整備後には水路全体に一様に散らばっており、繁殖個体の数も増えたようでした。中段は、整備前(左)と整備直後(右)の水路の様子です。下段右は、卵巣が発達し始めたメスの成魚です。
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