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当日採れた魚

親子で学ぶ馬場目川の自然
−八郎湖にそそぐ馬場目川に、どんな魚がいるのか調べよう−


平成25年10月20日に五城目川での調査を行いました。
参加者:35名
関係者:八郎湖プロジェクト、県秋田振興局、県立大学学生3名
    秋田水生生物保全協会メンバー7名

 9時から、五城目町役場町民センターで受付。当日は小雨続きで、気温もかなり低かったので心配されたが、ほとんどの方が参加されたのでホッとしました。
 まず、センター前で開会式。最初に、代表から「今回の目的は、八郎湖を元に戻すことだ。そのために八郎湖の最大河川である馬場目川に生息する魚をみんなで調べ、八郎湖を考えることだ」と挨拶がありました。次いで会員のメンバーから「魚を上手にとる方法や、天候が悪化すればすぐに中止すること」などの説明があり、各自に胴付き長靴と網を渡しました(写真1)。そして、そこから約5分、川まで歩いて移動です。以下、写真の順に説明します。

 写真 2:川に集り、再度注意事項が行われた後、川に入りました。
 写真 3:子供たちは魚とりに必死です。
 写真 4:馬場目川の右岸に沿って魚とりです。
 写真 5:石の下や草の間にいる魚をとっています。
 写真 6:参加者には安全と魚のとり方を教えるため、メンバーが付いています。
 写真 7:とった魚は水槽に入れ、種類などの説明が行われました。
 写真 8:とった魚は一部を除き、みんなで放流です。
 写真 9:公民館に戻り、とった魚の説明が行われました。
 写真10:カジカには鱗がないこと、激減していることなどの説明です。
 写真11:ナマズもとれ、みんなもびっくりしていました。
 写真12:昼食後、全員で写真撮影です。

 今回の魚類調査で15種(表1)を確認することができた(リストはこちら)。その内、スナヤツメ、ヤリタナゴ、カジカなどの絶滅のおそれのある魚種(環境省レッドデータブック対象種)を把握することができた。しかしその個体数は少ないものであり、心配される状況でもあった。
参加者からアンケートを行ったが、「たいへん楽しかった。また、行って欲しい。」、「次は他の場所や、釣りも行いたい」など同様の意見が多くあった。主催者としても、たいへん面白く、勉強にもなった。次の機会に参考にしたいと考えた。
最後に、協力いただいた多くの関係者と五城目町役場、五城目川漁業協同組合に感謝します。
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